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昨日、新小岩社会教育館のセミナーがはじまった。始まる前にロビーで資料の整理をしていたら、70歳くらいのおばあさんが現れ、近くのソファに座った。
そしてポケットから銀色の細長いハーモニカを取り出しいきなり吹きはじめた。 それも、ごく自然にさりげなく、適度な音量でひとフレーズ吹いた。そしてすぐに席を立ち、出入口にある傘置き場まで行き、こんどは軽やかに、口ずさむように、なにか聞いた事のある曲を吹きはじめた。それは「花」だった。お婆さんなのに、立ち居振る舞いが少女のように爽やか。ああ、ハーモニカってええな。こんな自然に日常の中でハーモニカ吹けたらええな。
あのお婆さんは達人や。
しばらくしてセミナーの時間が来たので教室に入った。今回はどんな顔ぶれか楽しみに見わたしていたら、目の前に先ほどのお婆さんがちょこんと座っていた。
参った!