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村上の律っちゃんからメールが届いた。 年末にちゃりんこで転んで頭6針縫うたそうな。ようやるおっさん! りっちゃんで一番有名なエピソートは冬の井の頭を泳いだこと。酔って。往復も。 吉祥寺「ぐわらん堂」の階段を三階からまっさかさまに落ちたのも70年代のいつかの夜、泥酔でした。 そんな、律ちゃんがソロCDを出した。 いや、もう出ていた。 告知するのを忘れていたのだ。 タイトルは「ロホホラ」という怪しいサボテンの名前がつけられている。 僕も参加していて一緒に唄ってもいる楽しいアルバム。 同じアーリータイムスの仲間でもある今井 忍の家での録音。 これが律ちゃんらしいええ力のぬけたというか、ぬけすぎたいいアルバムに仕上がっている。 発売はシールズレコード。
今日はめちゃくちゃ北風が強かった。でも夕方、犬の散歩で河原のグラウンドに行ったら光線があまりに綺麗。ポラロイドカラーパックという1000円で買ったジャンクカメラ。こいつに白黒のパックフィルム入れて撮ったら面白いのができた。ほんとはもっといいのに、スキャナが・・・。足の長いおじさんとふくちゃんの影絵。
明日から神戸と大阪へ。
いいアルバムを聴いている。「エディ・リーダー/ロバート・バーンズを想う」(ビクターエンターティメントVICP-62427)。 スコットランドのフェアグラウンド・アトラクションの女性シンガーのソロアルバム。ロバート・バーンズは18世紀に生きた詩人、極貧のまま37才の短い生涯を終えたが死後スコットランドの国民的詩人として愛されている。日本では有名な「蛍の光」があるがこれは彼の作品だ。しかし、原曲はまったく違っていて、このアルバムの「Auld Lang Syne」で聴く事ができる。
この歌詞がすばらしく良い。
Auld Lang Syne
古くからの友だちのことをすっかり忘れ去り
二度と思い浮かべないことなどあるだろうか?
昔なじみのことや、長い歳月の思い出をすっかれ忘れ去ることなど
過ぎ去った長い歳月のために、ねえ友よ
古くからの思い出のために
変わらぬ友愛に祝杯をあげよう
長い長いつきあいに
二人で小さな丘の斜面を駆け周り
野に咲くひな菊をいっぱい摘んだね
ずいぶんと昔のあの頃から
くたびれた足をひきずりながら
わたしたちはあちらへとこちらへとさまよい歩き続けてきたね
過ぎ去った長い歳月のために・・・・・
途中略
さあ、握手だ、わたしの信頼すべき友だちよ!
あなたも手を差し出して!
変わらぬ友愛に祝杯をあげよう
長い長いつきあいに
過ぎ去った長い歳月のために・・・・・
長い長いつきあいに
年末から始まった小津映画が正月二日からまた再開した。カラー作品の「浮草」を観た。 アグファカラーというフィルムを使っている。アグファは赤色の発色に特長があり、小津映画でも赤色のヤカン、看板などが印象的に使われていた。ぼくも好きなフィルムでカメラに常用している。 「浮草」は全体のトーンがベージュぽくカラーでも派手さはない。 横で観ていた娘は「こんなんなにがおもしろいのかわからんわ」。そうやろな。僕も40を越えてからこの映画の良さがやっとわかったくらい。出演者は中村翫治郎、京マチコ、杉村春子、若尾文子。 なんと豪華な顔ぶれ。しがない旅芸人一座は一年に一度、ある海沿いの小さな町にやつてくる。ここには座長(翫治朗)とこの町のおんな(杉村春子)の間にできた息子(川口浩)がいる。
息子は郵便局に勤めていて座長を叔父と教えられている。座長には同じ一座に愛人(京マチコ)がいる。これらが入り乱れて話が展開するが、やはり例の淡々とした語り口で話は進む。 最後は一座が解散してしまうが、登場人物ひとりひとりの持つ悲哀をやさしく描き出している作品だった。 ラストで駅舎でひとりになった翫治朗に、たばこの火を差し出す京マチコのシーンが粋だった。