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先日、カルメン・マキのCDレコーディングで1曲吹いてきた。曲は「アフリカの月」。故西岡恭蔵、ゾウさんと生前によく演奏した曲だった。ギター吉川忠英、丸山君、ベースに横沢君。東京タワーのすぐ下にある、旧日音スタジオで現在はサンライズスタジオ。僕の目の前にあるマイクがすごい古いRCA製のリボンマイク。これぞマイク也といわんばかりの存在感。大きい。殆どが磁石だそうだ。マキさんの要望でルーズな演奏ということでこうなったそうだ。ところが今回はあまり効果が出ていなかった。なぜだかよく自分には理解できなかったが、しかし音は柔らかで自然な減衰感を持っていた。ずっとXB−40を使っていなかったのでこの日いよいよテストしてみた。リハーサルの間、ノーマルのハープと両方使ってみたが違和感が思った以上無かった。よし今回は使えるぞと思ったが、マキさんの希望で全体のアレンジがルーズなブルース調に変更されたので、やっぱりここはノーマルしか無いと思い。スペシャル20の登場。ところが、テイク2録音中に5番Blowがストップ。フレーズのラインの途中5番を吹いているところだけ音が抜けていた。もちろん途中でここは飛ばして吹くようにしたので、音抜けは1か所だけ。 あとで、プレイバックを聴いたらこれがまた面白い譜割で吹けているのでOKとした。 結局第2テイクが選ばれた。久しぶりの同時録音だったが、この緊張感はやっぱり良い。ワン、ツー、スリー、フォーでミュージシャン全員の集中力が伝わってくる。ぞうさんのアフリカの月がまた新しい息吹きで蘇った一日だった。