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昨日、7月9日のカメリアホールコンサートの宣伝の為、亀淵有香さんがパーソナリティの、「亀淵有香ゴスペル・ストリート」インターFM(76.1MHz)の収録に行った。亀淵さんとは故西岡クロちゃんのトリビュートアルバムや、ご自身のアルバムでも僕はハーモニカでご一緒している。しかし、それ以上に親しい友人ではなかった。
しかし、番組内のトークでは意気投合してお話させて戴き嬉しかった。収録が始まる前の打ち合わせでは、故高田渡氏の映画「タカダワタル的」を観てえらく感動したと話された。加川良、シバ君たち、フォークの歌い手さんたちは、年をとるに従い良い味が出て来ていいわねと。ああ本当に僕もそう思う。
本番収録では生演奏もさしてもらった。即興でブルースをやったが、有香さんも途中でアドリブで参加。これが良かった。戦前のブルースマンのSP録音みたいでごきげんな雰囲気だった。
昨日、朝一番の電車で名古屋に向けて立った。名古屋駅に着くとスタッフが迎えに来ていて、そのまま愛知万博の会場へ向かった。歌手の谷村新司氏のサポートだ。会場は万博ドームでなつかしフォークの人たちがいっぱいでるコンサート。イルカ、海援隊、堀内孝雄、森山良子、杉田二郎、南こうせつ、伊勢正三といった面々。電気楽器はNGという。フォークだかららしい。この人たちはフォークシンガーか。ま、どうでもいい。森山良子さんは、谷さんという僕のスタジオの先輩でもある名ギタリスト一本で、ジャズメドレーをやったり、彼女自身のしっかり弾くギターでもソロは素晴らしかった。谷村君は最近知り合ったばかりというお気に入りのキーボードプレーヤーをメインに僕とギターの田代君を従えて、ロッキャンの頃と、アリス時代のうたを披露した。あいかわらず暇さえあればリハばかり。アメリカ帰りのキーホードは注文が細かい。そして、変更をどんどん加えてくる。アコースティックな筈が、ハモンドは弾くは、機械トラブルはでてくるわ、おまけにPAシステムのクルーにつっかかるわで嫌な気持ちになった。コンサートのオープニングには故高田渡氏の生前のビデオが流されていた。きっと南こうせつ氏がこれを仕切ったんだと思う。楽屋裏にはケータリングルームがあって、そこで好きなときに食事やドリンクが取れるようになっている。こういう集まりだからアーティストやスタッフも昔からの知り合いばかりだ。しかし、なんだろう、この気持ち。早く逃げ出したくてしようが無かった。トリはチンペイ。もうええわ。あんたとはやりとうない。品がないのだ。
しかし、先日の春一番に出ていたフォークシンガーはみんな年とともにええ味を出していた。「戦争を知らない子供たち」をうたう人たちは、なんだか下降線を描いているように思えた。フォークの人たち。今でも旅をしてしっかりとこの世を見ているのか。 渡ちゃん、わかるやろ。この気持ち。
大阪「春一番」から帰京後も、いろんなアーティストのリハーサル、本番、教室のイベント、ツァーなど、ここのところ仕事に追われている感じ。で、とうとう鼻と喉をやられてしまった。咳がとまらず最悪の状態。病院にも2回行った。札幌から戻って、今日は船橋市で小林啓子さんのコンサートでハーモニカを吹きに行った。しかし、ステージでもコンコン咳が止まらず厄介だった。しんどい。降参。