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昨日、朝一番の電車で名古屋に向けて立った。名古屋駅に着くとスタッフが迎えに来ていて、そのまま愛知万博の会場へ向かった。歌手の谷村新司氏のサポートだ。会場は万博ドームでなつかしフォークの人たちがいっぱいでるコンサート。イルカ、海援隊、堀内孝雄、森山良子、杉田二郎、南こうせつ、伊勢正三といった面々。電気楽器はNGという。フォークだかららしい。この人たちはフォークシンガーか。ま、どうでもいい。森山良子さんは、谷さんという僕のスタジオの先輩でもある名ギタリスト一本で、ジャズメドレーをやったり、彼女自身のしっかり弾くギターでもソロは素晴らしかった。谷村君は最近知り合ったばかりというお気に入りのキーボードプレーヤーをメインに僕とギターの田代君を従えて、ロッキャンの頃と、アリス時代のうたを披露した。あいかわらず暇さえあればリハばかり。アメリカ帰りのキーホードは注文が細かい。そして、変更をどんどん加えてくる。アコースティックな筈が、ハモンドは弾くは、機械トラブルはでてくるわ、おまけにPAシステムのクルーにつっかかるわで嫌な気持ちになった。コンサートのオープニングには故高田渡氏の生前のビデオが流されていた。きっと南こうせつ氏がこれを仕切ったんだと思う。楽屋裏にはケータリングルームがあって、そこで好きなときに食事やドリンクが取れるようになっている。こういう集まりだからアーティストやスタッフも昔からの知り合いばかりだ。しかし、なんだろう、この気持ち。早く逃げ出したくてしようが無かった。トリはチンペイ。もうええわ。あんたとはやりとうない。品がないのだ。
しかし、先日の春一番に出ていたフォークシンガーはみんな年とともにええ味を出していた。「戦争を知らない子供たち」をうたう人たちは、なんだか下降線を描いているように思えた。フォークの人たち。今でも旅をしてしっかりとこの世を見ているのか。 渡ちゃん、わかるやろ。この気持ち。