アリのひとりごと

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勇気が欲しい

先日、運転免許停止処分の講習で、朝から夕方までみっちり講習を受けて来た。30日間の停止処分。この間もここに来たばかり、のイケナイ常習犯ドライバーである。
しかし、この教習所ってところ、殺風景な教室、廊下、まずい食堂、みんなウナダレて犯罪人のようで生気が無い。最後に試験がある。だから講習をしっかり聴かないとわからんよ。と講師がいうが。試験は常識的な問題が多いのでいつも全員パスだ。隣に座った子は、うちの息子と同じ位の年令。この子がよく居眠りをする。早速講師が目を付けてしまった。この講師が威圧感まるだしの川上元巨人軍監督そっくり。その川上監督の獲物をあさるその目は、どこかで観たぞ。ああ、わが中学、高校の教師の目だ。そして、すやすや眠るとなりの子めがけて襲い掛かって来たので、となりの子を小突いてやった。危機一髪なんとか乗り越えたが、その後何度も注意を受けていた。しかし、この川上、最低な講師であった。この日、講習者のなかにベトナム人らしき外国人がいた。彼も日本人たちと一緒に講習を受け、試験も受けた。日本語は少し出来るらしい。しかし、何故か講師はポルトガル語の問題用紙を用意していた。制限時間を過ぎても彼はまだ問題と格闘していた。講師はいらだつように、彼の傍へ行き、講習でちゃんと聴いていたら問題が出来るはずだ、と宣う。で、私が読んで聞かせるからと、読みはじめるが、苛立っているので読むスピードが早すぎる。(俺が代わってゆっくりよんでやりたい。)
川上よ、お前がもしベトナムで同じ境遇になったら、答えられるのか。どこの外国語の問題集も用意できていると言っていたね。ベトナム語がなぜ無かったのかな。
とにかく、僕はベトナムの人が気の毒でしようがなかった。誰も話し掛けないし、誰も彼の立場に立ってあげない。見兼ねて、なんと切り出そうかと思案していると講師の同僚が入って来て、しばらく試験の様子を観たのち、下でゆっくりやらせようと彼を連れていった。 その後、全員試験にパスした。しかし、帰りの電車のなかで、アジア人に対しての差別を目の当たりにして、恐い国やと実感。なによりも恐いのは一緒にいた無関心だ。どうして彼を庇うことが出来なかったのか。自分の思いっきりというか、あそこでパッとひとこと言ってあげる勇気が欲しい。
みんな、おかしいなあ。君は西洋人と思ってるのか。どんなに西洋を気取っても君も同じアジア人やで。


ari 投稿日 : 2005年08月12日 17:51

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