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すてきなプレゼントを貰った。あの、マンハッタンに長く暮らし、アポロシアターのアマチュアナイトで決勝まで行ってしまった男。大橋伸行。そしてその後、数年前に日本に戻った大橋が、遂に念願のハーモニカCDをつくった。ブルースが好きで好きでしようがない。ニューヨークではブルースシンガーに歌のレッスンや発音、そしてブルースの何たるかを学んでいた。帰国後、彼の演奏を聴いたがハーモニカはもちろん、いろんな面で随分成長したなと思った。そして、今日そのCD を聴かせてもらった。脳天がぶっ飛ぶ、このノイジーなブルースハープは何だ! やっぱりOhashiだったんだ。暴れまくるわ、喚くわ。そこらの日本のブルースハーププレイヤーはもう太刀打ちできない。そして、このCD、ひとりで作っているのだ。ハーモニカ一本持って、貸しスタジオに籠り、ダビングを重ねて録ったらしい。意表をつかれたが、これが良かった。まさにオリジナリティ溢れるアルバムになっている。僕の知っている日本のブルースシーンってオリジナリティが欠けている。アメリカの黒人の物まねばかりだ。大橋はむかしJ Geils Bandが好きだった。でも、もうそれを超えてしまい、自分のブルースをふけるようになっている。大橋は大橋でしかないのだ。
非常にノイジーな音楽だが、演奏はしっかりしている。 特にWillie Dixonの「Red Rooster」の後半のソロは素晴らしい。そして、CD全体にむんむん漂うチープなディレイノイズが効果的であり独特だ。ロックだ、パンクだ、ブルースだ、ジャズだ、なんてぶっとばせ。素晴らしいアルバムが日本から出たぞ。
http://www.geocities.jp/ohashi_nobuyuki/