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先日、渋谷にあるアップリンクの方から試写会の招待を戴いた。 この4月1日から渋谷のUP LLNK Xというスペースで公開予定の映画「トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男」である。クラプトンとデュアン・アールマンの名曲「いとしのレイラ」をプロデュースし、そして録音したトム・ダウドという天才の仕事をドキュメントしている。1940年代から亡くなる2002年までジャズメン、ロックアーティスト等の証言で進んで行くが、中でも大学のとき原爆の研究にも携わっていて、戦後大学に復学しようとしたが、軍事機密を漏らせないので好きな音楽に転向せざるを得なかったエピソードが興味深かった。現在の音楽にもいっぱい業績を残している。8トラックのマルチレコーディングシステム等革新的な技術を作ったのも彼である。だから、音楽の仕事をしている人たちは必見であるが、一般の人たちにはやや話が理解できないところもあり、退屈するかもしれない。家に帰ってからアトランティックやスタックスレコードのクレジットを探すと彼の名前が出てくるわ、でてくるわ。コルトレーン、モンク、ガレスピー、ミンガス、Ben E.Kingの「Stand By Me」,アレサ・フランクリン、Cream,Booker T.&The MG'S, Otis Redding どうだ!!!
どんな時でもすごいアイデアと音楽を愛している姿は感動的で、ラストの「いとしのレイラ」のマルチテープからクラプトンとオールマンのギターの絡みを取り出し、こどもみたいに嬉しそうにミックスする場面に、この裏方の偉大さと音楽の素晴らしさを痛感した。
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