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先週で一応録音は終了した。来週また安中に行き今度はリミックスをする。面白いアルパムが出来そうで楽しみ。 さて、昨夜はブルースハープの巨匠チャーリー・マッコイが東京吉祥寺のスターパインズカフェにてライブを行った。僕はゲストとして招いて頂いた。軽いリハがあるので3時過ぎにお店に入ろうとしたら、向こうから見たことのあるシルエットが浮かび上がった。チャーリーとのgood timingな再会であった。会場に入るとバンドが既にセッティングの真っ最中。バンマスはギターの古橋一晃君、何でもこなすマルチの玉三郎君、尾崎さんの息子のスチールギターひろし君、そしてラストショウからベースの河合君、ドラムのシマ。若手とベテランの組み合わせ。かずあき君は数ヶ月前からすべてをまかされ、場所決めから交渉、譜面書きで苦労の連続だったと思う。リハも前日一回きり。セットリストは一部二部合わせて全29曲と聞きびっくりした。なのでゲストの僕も一曲で絡みも無し。チャーリーのやる気が伝わってくる演目だった。開場まで当日の入りが心配だったが最終的には130人を越えたようなので安心した。サウンドチェックはいきなり自分から始った。チャーリーは僕の師匠みたいな存在である。本人を前に自分のレパートリーを吹くのは初めてである。
今日の持ち曲はあえて「ミケランジェロ」にした。吹き終えて席に戻るとチャーリーが拍手をしながらやってきて「Good Sound,Ari!」と、「今のは何のハープを使ったの?」と僕はすかさず「GmとBbです」。その後にチャーリーは「前から自分は自分の気に入った世界のハーモニカプレーヤーのアルパムを作るんだ、そしてそのなかに君も入ってるんだよ」と。嬉しいお言葉です。が、これって前回も言われた言葉。二回目ってことは本当なんやな、と。たのんまっせぇ。しかし光栄です。
そして遂にライブは始った。嬉しいことに会場には僕も知っている若いハーモニカブレーヤーが何人かいた。このライブが彼らにどれだけ刺激になるか計り知れないと思う。僕自身は彼のハーモニカプレイは手に取るように理解できる。今回うまいなと思ったのはステージングである。演奏するときバンドを完全にコントロールしていること。まるで指揮者のようだ。これはコードやリズムの流れが分かっていないと出来ない。そしてあくまでショウであるということ。前から素晴らしいと思っていることのひとつに無駄な音がひとつもないこと。いつ会っても彼から勉強することがいっぱいある。僕の出番が終わってステージサイドに戻るともう一人のゲストケイコ・ウォーカーさんが居て、「さっきチャーリーがミケランジェロは吹くのが難しい曲なんだよ、って言ってましたよ」って。29曲吹き終えてチャーリーがステージサイドに戻って来たときに撮ったのがこの写真。でも、この前まではぁはぁ疲れたと言ってたけど、僕には全然そんな風に見えなかった。この年にしてタフガイである。ライブ終了後店内で打ち上げパーティがはじまり、駆けつけてくれたラストショウのトクも加わり話は弾んだ。スズキのハーモニカやホーナーのXB40のインプレッションなど。そしてトゥーツがテンホールズのなかでチヤーリーのことがとても気に入っていて自宅に招待してくれた話を嬉しそうに話していた。店内ではカントリーのクラシックが掛かっていて殆どの曲に参加しているなどさすがである。本人もご機嫌な夜だったに違いない。僕だってこんな沢山曲を聴けたのははじめてである。かずあき君が選曲にこだわった努力が実ったと思う。お疲れさまでした。来てくれたお客さんありがとう。