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立て続けに陰惨な事件が続いている。週に一度渋谷の教室まで電車で一時間と少しかけて行く。
帰りは夜遅くなるが自宅まで駅から徒歩20分。暗い夜道もあるが外国に比べたらまだ安全だ。
それより、日中のなんの変哲もない雑踏のほうが、何が起るか解らない恐い世の中になった。
どうして、若い人がこんな行動を起こすようになったのか。普通の子なのに・・・そうだろうか。何が普通なんだろう。雑踏の中にいると不安になる事がある。僕も昔自律神経失調症というか、医者は不安神経症と言っていたが二十歳の頃から三十代まで悩ませられた事があった。
電車に乗ると不安になりすぐに下りたくなる。急行や特急には乗れない。それほど雑踏の中で他人という存在が恐くなるのだ。何かが起ってもみんな知らん顔、子供が暴れても親もまわりの大人も知らんフリ、年寄りがいても寝たフリして無関心を装う。席に座ると儀式のように、みんな携帯やゲームで画面に向かって祈祷を始める。僕はと言えば、隣のおやじたちのうるさい会話が嫌でipodのなかに逃避している。今日はそんななか「There Ain't No No Way Out」New Lost City Ramblersを聴いた。アメリカの古いオールドタイムミュージック。貧乏な白人のマウンテンミュージックだが昔から好きな音楽。これが雑踏の中で聴くと良い。こんな素朴なのが何でこの都会にマッチするのか。人をおもうこと。今起っている事件は他人のことではない。