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5月, 2021の投稿を表示しています

昔は西ドイツ製ホーナーって言ってたな

  子どもの頃兄弟の部屋にハーモニカが何本か置いてあった。それは東京の大学生となった長男の物。僕は小学二年からハーモニカを吹き始め学校でハーモニカオーケストラをやっていた。長男のハーモニカはクロマチックハーモニカとパイプ型のシングルハーモニカ、他にもいくつか変わったハーモニカもあった。吹きたくて吹きたくてしようがないのでこっそり吹いていた。案の定夏休みに兄が戻った時バレてしまいえらい怒られた。後になってそんな話を兄としていたら彼はリチャード・ヘイマンとラリー・アドラーが好きでハーモニカに興味を持っていたらしい。実家は大阪日本橋四丁目。その近く堺筋沿いにナカイ楽器の本店があった。ここは輸入楽器も扱っていてショウウインドーには見たこともない舶来のハーモニカがいっぱい並んでいた。学校帰りに寄っては眺める毎日。そのうち社長が「これはな西ドイツホーナーのハーモニカやで。ええやろ」「吹いてもええで」と言われびっくり。紙のケースはまるで西洋のお菓子が入っていてもおかしくないくらい綺麗な箱だった。蓋をあけると茶色の蝋紙に包まれたハーモニカが、そしてそっと蝋紙をめくると銀色に輝くハーモニカが現れる。そのご毎日のようにナカイ楽器に通うので社長はとうとう僕に値段を下げてくれたり、おまけで他のハーモニカをもらったりよく面倒を見てもらった。その時まさか自分がハーモニカで飯を食うなんて思いもしなかったよね。当たり前。 写真はホーナーの看板で鉄板でホーローびきのように塗装されている。60年代頃までホーナーの宣材は美しいものが多かった。

昨夜と今日のリモートレッスン

  コロナ禍で昨年の4月からZoomを使ったリモートレッスンを開いている。ついこの間まで個人を対象にしていたが今月から教室ごとに皆んなでワイワイやりながらはじまることに。こうしていつものメンバーが集まりお互いの顔を観ると嬉しくなる。コロナ禍になってからいかに友達に接していないか実感する。昨日今日のレッスンでは九州から2名参加がありこうしたことはリモートならではと思う。ただZoomは全員でせいので吹くことはタイムラグが生じるので基本マンツーマンレッスンになる。しかしマンツーマンでレッスンしている時、吹かない人たちはミュートボタンをオフにして一緒に練習することは可能。これはリアルレッスンではできない。 リモートをやってきて思うことは人それぞれネット環境が違うということ。ルーターとPCの距離が離れている等で随分支障が出たりする。無線wifiよりは有線が音が良い。wifiルーターとPCにLanケーブルを繋ぐのも良い。使用するデバイスもPCが一番適している。スマホ、ipadなども可能だが音が割れたり途切れたりする。みなさんそれでも様々でなんとかこちらも対処している。そしてイヤホンと外付けマイクはあった方が良い。ベストはオーディオインターフェースに外付けマイクとイヤホンそれに無料ソフトのヤマハSyncroomが加わればタイムラグも少なくなり先生と生徒が一緒に演奏できる。 そうは言っても、機械に疎く面倒だという人もいるし、お金も少しだけどかかる。そんなリスクもあるが少しずつ改善していけばリモートでハーモニカを楽しく吹ける。個人なら誰も見ていないし、グループなら皆んなの演奏も勉強になる。パソコンでZoomなら録音録画できるし譜面も観れる。カラオケも使える。先は長い・・・・