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遂にGolden Melodyがモデルチェンジ

独H0HNER社のGoldenMelodyがモデルチェンジしました。

私はホーナーのエンドーサーではありませんが、先日輸入元のモリダイラ楽器さんからそのサンプルを受け取りました。前から噂を聴いていて興味があったからです。ホーナーの10穴は昔からある定番のマリンバンド、スペシャル20とこのゴールデンメロディがメインではないでしょうか。自分の愛用機種はスペシャル20とゴールデンメロディです。しばらく大きなモデルチェンジがなかったホーナー。自分のストックもそろそろ終わりに来ていたので良いタイミングでした。

パッケージを開けるとびっくりしたのが紙箱仕様になっていた。これは嬉しい。昔は全部紙箱でした。デザインも秀逸でつや消しの濃いエンジ色に金色の文字が描かれている。


ハーモニカ本体もデザインが一新されている。
フォルムは丸みのあるおなじみの形だが金属カバー中央後部がえぐれている。このえぐれがハーモニカカバーの柱になっていてきつく握っても変形しないよう工夫されている。そしてサイド部に目を移すと横向きのネジが!
なにこれ。しかも星型のトルクスのメスネジときた。それも細い口径なので手元になかったので中は開けていない。これは新しい工具が要るぞ。
横にキーが表示されているのは有難いね。




旧型を並べてみた。大きさはほぼ一緒だが新型の金属カバーが落とし込みなので旧型より細くなった感じがする。しかし吹き口が分厚くなったかな。これは比較している自分のゴルメロが長年使っている物なのでややカバーが潰れて薄くなっているかも知れない。もうひとつ面白い箇所がリアの開口部スリットがあってこれはユニークなデザイン。ハーモニカ本体の前から樹脂がまるで鉢巻のようにサイドから後ろ開口部までトリムされている。






肝心の音について。
ゴールデンメロディもスペシャル20もサイドスリットがないので音が柔らかい。カバー形状でかなり音色も変わってくると思う。スズキのManjiやマリンバンドなどはサイドが空いてるので奏者の耳によく音が聴こえるようになっている。自分は手が小さいのでサイドスリットがない方がトーンコントロールがし易い、なのでゴルメロとスペシャルを愛用している。
持った感じは新型が華奢な感じで少し慣れが必要だと思う。
吹いてみて一番大事なレスポンスは優秀だった。吹き吸いのバランスもすごくいい。注意点は金属のリードカバーがマウスピースを兼ねているので長時間吹く人や激しく吹く人には唇を切るかもしれない。滅多に切れないけど自分も気合いが入ったギグなら切ることもある。まあ、面取りすれば良いのだけど。スペシャル20は本体がマウスピースを兼ねていて樹脂なのでなめらか。

以上吹いてみて触ってみてとても気に入りました。これなら新型も後継機種として受け入れられると思った。本当のインプレッションは一年間現場で使ってみないとわからないと思うが、主要なキーを揃えたいと思いました。

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