それでどんな風にCDが出来上がっていったか記憶を辿りながら書いてみます。サウンドタムは12畳程のブースが1つの簡素なスタジオを持ちCD制作、録音、ライブ運営、企画をする会社。しかし今や庭に手作りの窯を作りパンやピザまで焼き販売もしている。近くには磯部温泉もあり素晴らしい場所です。
で、CDですが自分を含め二人のミュージシャンで制作するのが基本になっている。今回はLastShowの盟友徳武弘文と昔から僕をサポートをしてくれている西海孝と言う二人の強力なギタリストが参加してくれました。
最初にテーマを設け録音するのではなく集めた曲のイメージからテーマが浮き上がりそれとなく録音がはじまって行くのです。今回のイメージは大阪道頓堀に今でもある松竹座。ここで観た洋画は忘れられない。特にニュース映画、予告編、本編と続く間の休憩時間。アイスやお菓子を籠に抱えた売り子が歩く中流れるBGMや本編で流れるサウンドトラックなど。人の気配や煙草の香りと共に今でも自分の心の片隅でそれらのメロディーが鳴っている。そして録音がはじまった。続きは次回に。
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